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不動産鑑定・コンサルティング・情報分析 ハイビックス株式会社
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ブレグジット(英国のEU離脱)が決定した6月から2ヶ月が経過した。
不動産仲介会社CBREによると、英国全体の不動産の価値は7月に3.3%低下、指数算出会社のMSCIは2.8%低下したと発表した(ウォールストリートジャーナル8月24日)。
また時価総額の大きい主要UK REITを見ても、国民投票後の2営業日で概ね17%~35%下落している(ニッセイ基礎研究所コラムより)。

オフィス用不動産で世界3位、住宅用不動産で世界1位の価格(日本不動産研究所第6回国際不動産価格賃料指数(2016年4月))を誇っていたロンドンの地盤沈下により、世界の不動産投資におけるバランスが乱れつつある状況である。
フランスやオランダなどブレグジット後、一時的に下落がみられたものの、その後反発して再度好調な不動産市況を見せている。

今後の日本においても、好調な都心部の不動産市況を含め注視していく必要がある。