東京都は「平成28年度マンション改良工事助成」の募集を開始した。
分譲マンションの適正な維持管理の促進を目的として、建物の共用部分の外壁塗装や屋上防水、バリアフリー化など、計画的に改良・修繕する管理組合に対し、(独)住宅金融支援機構と連携した助成(利子補給)を実施する。
受付期間は平成28年5月16日から平成29年2月28日までで、募集戸数は5,000戸である。(独)住宅金融支援機構からの融資で、最長7年間金利1%分を補給する(限度額あり)。
申込資格には、耐火構造であること、簡易な耐震診断を実施していること(旧耐震)、上記機構のマンション共用部リフォーム融資を受けかつ(公財)マンション管理センターの債務保証を受けていること等がある。
長年東京都は当該助成を実施しているが、昨今の震災等からマンション等の、メンテナンスの重要性が増してきているものと思われる。