日本語 English
不動産鑑定・コンサルティング・情報分析 ハイビックス株式会社
お問い合わせはこちら

不動産取引時の重要事項説明におけるITの活用

IT重説とは、パソコンやタブレット等によるテレビ会議等のITを活用して行う重要事項説明を言います。賃貸借契約については平成29年10月から、売買契約については令和3年3月から本格運用が開始されました。
従来は宅建士と契約者が対面で行ってた重要事項説明ですが、IT重説の活用により遠隔地の顧客の移動や費用の負担を軽減したり、日程調整の幅が広がるといったメリットがあります。ただし、IT環境を整えることや、重要事項説明書を書面(宅建士が記名押印した書面を交付する必要があり、PDF等にしたデータを電子メールで送ることは認められていません)にて事前に相手方に送付しておく必要があります。
ただし現在、重要事項説明書を電子書面で交付する社会実験が行われいることから近い将来には電子書面での交付も認められるかもしれません。